5000日後の世界_output
ケヴィン・ケリーさんが書かれた
「5000日後の世界」についてoutputしていく。
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・ミラーワールドの到来
・仕事と遊びの境界線がなくなる
・すべての車が電気自動車になる
・「中国」と「インド」の時代がやってくる
・人が都市に一極集中する
・培養肉と代用肉を食べる
・自動翻訳
・ARとVRが教育を激変させる
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初代iPhoneが誕生した2007年から5000日以上たっている。
iPhoneを使って、現在では、決済、鍵、ゲームや動画を楽しみ、撮影までもできるようになっている。
劇的に変化が起きているのが5000日後ということで5000日後のことについて書かれているようだ。
初めに結論としては、
5000日(約14年)後には、AIやARの世界が到来して
大きく生活が変わっていくと書かれている。
要約した内容について
・ミラーワールドの到来
ミラーワールドとはARの世界、いわゆる拡張現実のこと。
5000年後には、
現実の世界の上に仮想の世界がかぶさった状態で生活するようになる。
ポケモンGOのようにスマホのカメラ越しにみた現実世界の上に、そこにいないはずの仮想のポケモンを映し出すように、
今後は、スマホと同じように誰もがARグラスを持っていて、
そのARグラスをかけて道を歩くことで、
そこらじゅうにバーチャルの看板や広告、標識、文字、動物、人間などが映し出されるようになる。
また、現在では、食べ物のパッケージにあるQRコードを読み取ることで、産地や生産者の名前、加工した日などがわかるようになっている。
これをARグラスをかけて食べ物のパッケージを見れば、すぐに情報を読み取ることができるようになっているとのこと。
結果、未来には、仮想の情報だらけになっている。
そして、このARの世界を作る大きな会社が出てくるのだが、
この本の中では、GAFAではない新しい会社が出てくるのではないかと書かれている。
つまり、未来では、ARの世界で生きるようになる。
・仕事と遊びの境界線がなくなる
基本的には、新しいテクノロジーが出てくることで人間はどんどん好きな仕事ができるようになる。
今では、ツイッターやインスタ、Youtubeが出てきたことで、
YouTuberとなる選択や、クリエイティブな仕事をするようになった。
多くの人が今までしたくなかった仕事からやりたいことができるようになっている。
さらに新しい仕事先として、Youtuberや、Youtuberのスタッフという仕事が生まれている。
これからの50年はAIとARの時代であるがゆえに、
この流れはさらに加速していき、
農業や、工場、コンビニの店員、運転手とかはAIがやるようになっていく。そこでは、24時間ロボットとAIが働いているから人間がいると逆に邪魔になるようになる。
これにより、前々からAIに仕事が奪われると危惧されているが、
新しいテクノロジーはYoutuberという仕事が現在増えているように、
必ず新しい仕事を増やすと本には書かれている。
これが加速にするにつれて、
将来的には自分の好きなことをすつしかなくなるようになっていく。
ということは、遊びと仕事の区別がなくなっていくということだ。
それにより、
「私は何が好きなことなのだろう。」と問い続けることになる。
・すべての車が電気自動車になる
5000日後の未来には、自動車がもう自動運転になっているのかと思いきや、そういうことではないようだ。
5000日後には、すべてが電気自動車になり、
さらに5000年日後には、自動運転車になる流れになると考えられているようで、5000日後には、事故が起きない確率が高い水準まで伸ばすことは難しいようだ。
・「中国」と「インド」の時代がやってくる
中国とインドの人口についてだが、
中国は14億人、インドは13.8億人であるがまだまだ増えていく予想も多い。このため、この人口の多さの効果が出始める。5000日後には、世界のリーダーがアジアになる時代がくるとされている理由のようだ。
また、中国、インドは急速に経済発展を遂げており、世界中のビジネスマンや、投資家からも注目されている。
また、中国では、現在では、高品質なスマホなども登場していることもあり、iPhoneに相当する世界中の人が欲しがる製品を中国から出てくると予想もされている。
日本は几帳面な仕事をすることから何か役立つ製品を作ることができるのではないかともいわれているようだ。
・人が都市に一極集中する
100年後には、東京と地方となるとされていて、名古屋、大阪はかろうじて残る可能性があるのではと言われている。
理由としては、東京以外のところは農園として使用され、人が住む場所としては、東京で住む人がほとんどという予想がされている。
これは、前提として、農場や、工場はロボットが24時間働く場所になること。
世界でもこのように都心に集中する動きがもう出始めている。
中国も深圳、北京に集中している。このように世界的に都市が巨大化し、地方は過疎化してしまうと予想されているようだ。
・培養肉と代用肉を食べる
培養肉とは、
動物の細胞を使って人工的に肉を作ること。
本物の肉だが、動物を殺さずに済むことや、環境にもいいとされている。また、骨などの食べることにおいて不要な部分は作らずに肉だけを作ることができることから廃棄量も減るとされている。
代用肉とは、
本当の肉ではないが、植物たんぱく質で作られた肉もどき。
動物を殺さないことや、環境にもいいとされていることや、健康にも良いとされている。
実際に、マクドナルドは「マックブランド」という代替肉のブランドを立ち上げて、試験的にアメリカで販売がもう始まっている。
この新しいテクノロジーを使った会社がアメリカではどんどん生まれてきているようだ。
今なお、SDGsなどと環境問題に世界で立ち向かっていることも考えると、当たり前となることも遠くはなさそうだ。また、チーズなども作れることから様々なものが培養、代替されていくことになる可能性を秘めているようだ。
・自動翻訳
自動翻訳はいよいよリアルタイムへと突入する時代になっていると考えられているようだ。耳にイヤホンをつけることにより、AIの技術により翻訳された言葉が母国のものまたは、指定した言語に変換され、そのまま聞こえてくるようになっているという。
今現在でも、すでに自動翻訳機はあるが、これからさらに小さいサイズのイヤホン型となって登場するようだ。
国々の言葉の壁を完全に排除することができるようになることで世界中の人とのコミュニケーションはこれからますます行いやすくなっていく未来があるようだ。
・ARとVRが教育を激変させる
現代では、動画でわからないことは教えてもらうことができる時代である。以前では、ネットで検索を行い、わからないことを理解するという方法から今後5000日後には、
ARメガネをかけることで、家電の操作を目の前で専門家が家電を実際に操作し、使っている映像が映し出されるようになったりなどが仮想現実の技術を使って組み込まれるようになるようだ。
実際に、AIが何かについて教えているという時代になってるともいえる時代だろう。
・まとめ
技術の進歩はまだまだこれからも進んでいくが、これらを使うときが自分にも来ると思うととても楽しみである。
以上、output終了。