LEARN Like A PRO 学び方の学び方_output
学び方次第で、結果が変わってくることを著者が身をもって経験し、成功したことからその成功体験について、書かれているもので、どのような学び方をすればよいのかを伝えている本である。
最近では、副業を始め、新しいことについて学ぶ機会が増えてきている。その現代における成功へのショートカットとなる学び方はどのようなものなのかをoutputしていく。
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・ポモドーロテクニックを使う
・ポモドーロテクニックを使う上での注意点
・休憩は記憶力をあげる
・行き詰ったら、集中するのをやめる
・イメージと一緒に覚える
・3つのゴールを設定する
・読書は速度よりも理解が大事
・もう一人の自分に監視させる
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・ポモドーロテクニックを使う
ポモドーロテクニックとは、
作業や学習への集中力を高めて、維持するためのテクニックの一つ。
方法としては、
1.タイマーを25分にセットする
2.25分間は徹底して、勉強や仕事に集中する
3.25分後に5分間の休憩をはさむ
4.これを繰り返す
途中に休憩をはさむことで、いつ終わるかわからない状況で作業するよりも短時間に集中力を高め、全力を出す方が、効率的に勉強できるようで、実際に、ホモドーロテクニックを使うことで成績が上がっている結果も出ているようだ。
勉強ができない理由は、勉強を行うまでに時間がかかっていることが多い。時間を区切って〇〇すると考えることで、〇〇へのハードルを下げることになり、行動を起こしやすくなる。
・ポモドーロテクニックを使う上での注意点
邪魔になりそうなものは最初に取り除くこと。
特にスマートフォンなんかは、目に見えないカバン、別の部屋などへ置くことをオススメしている。
スマートフォンは視界に入ると、何かの通知や、連絡、何か他のことを考えてしまうきっかけをたくさん作り出してしまうものである。
そのため、タイマーは他にタイマーだけの機能を備えたものを使うこと。100均のもの、パソコンのアプリを使うなどがいいとされているようだ。
気が散らないように場所は、図書館などの静かな場所が理想。
騒がしいところでは、耳栓、イヤホンなどを使うとよい。
補足:
1つの課題を達成せずに、別の課題を取り組むと、集中力が3割、4割低下すると研究で明らかになっていることもあり、注意する点といえる。
・休憩は記憶力をあげる
記憶の流れとしては、
1.集中して覚えた内容は短期記憶として保存される。
2.休憩している間に整理される。
3.整理されたものが長期記憶として保存される。
そのため、休憩せずに行うと、記憶には残りにくい。学習の効率は落ちてしまう。
また、休憩中にスマートフォンを使うことはオススメしない。
スマーとフォンを使うことで脳が回復せず、勉強を行った休憩が取れていない状況になる。ということは、記憶に残りにくくなるということ。
だから、休憩中は、ぼーっとすることや、ストレッチ、動物とたわむれるなどを行うのをオススメする。
補足:
スマートフォンをいじると、脳が回復しないことは研究で明らかになっている。
また、運動を行うことで集中力や記憶力、情報処理能力などが高くなることが分かっている。勉強の休憩に運動をすることもオススメとしている。
・行き詰ったら、集中するのをやめる
脳には、集中モードと拡散モードがある。
集中モードとは
何か覚えたり理解しようとしているときのモード
拡散モードとは
リラックスしているときのモード
集中モードでは、1つのことを考えることに対し、拡散モードでは、複数に考えることであり、
拡散モードに入っているときに、脳内で情報が整理され記憶されている。散歩したりなどにいいアイデアが浮かぶのは、リラックス状態になることで、情報が整理されるからである。
そして、集中モードは、やったことがある作業や単純計算は得意。
拡張モードは、やったことがない作業、難問については得意とされる。
そのため、行き詰った時には、休憩を入れることで、アイデアが浮かんだりなどのいい影響を与えてくれるため、集中することをやめることも大切なことである。
・イメージと一緒に覚える
何か学ぶにしても、覚えないといけないものが出てくる。これを記憶に定着させるには、イメージと一緒に覚えることがいいとされている。
大脳では、ほぼ半分が視覚の処理をしている。聴覚に対しては1割も使っていない。
人間は聴いたものより、見たものを覚える方が得意であるということ。そのため、イメージとして脳に記憶させることができれば長期的に記憶されやすくなる。
覚えたいものに関しては、覚えたい言葉のイメージ映像を頭の中で作ることや、イラストが描いてあるものを見ることをオススメしている。また、インターネットを使い、画像検索を使って覚えることも有効であるとされているようだ。
これらの方法を使うことで、長期的な記憶として脳に記憶を定着させることができるようになるようだ。
・3つのゴールを設定する
モチベーションを保つにはゴールの設定が重要であるとされている。
そのためのゴールを3つ作ることでモチベーションを保つことができる。
1つ目のゴールは、最終的なゴール。
現実味があって、ゴールをするとワクワクするようなゴール内容を考える。そして、ゴールがイメージできる写真、絵を作業する周りに置いたり、貼ったりすることでモチベーションを維持することに役立つ。
2つ目のゴールは、中間のゴール。
最終ゴールを実現するためのチェックポイントを設定する。
最終ゴールだけだと、心が折れることも多い。そのためのチェックポイントを作ることでモチベーションをキープする。
海外で働きたいであれば、まずは英検の資格をとるなどの達成したときに達成したことが明確になるゴール。
3つ目のゴールは、毎日やるべきゴール。
中間ゴールを達成するために毎日どんなことを行うべきなのかを考え、どのようなことを行うのかを目標にするものである。
例えば、
「毎日ポモドーロテクニックを使って英検の勉強をする」、「プログラミングオンラインレッスンを毎日受ける」などの毎日行うべき目標。
・読書は速度よりも理解が大事
勉強を行うとき、方法の手段として、読書があげられる。
その読書を行う上で注意しないといけないことが速さではなく、理解力を上げること。
そのための方法とは、「読む前に予習をすること」
内容としては、
最初に、目次を読む
次に、章ごとのまとめ、結論、図やイラストだけを本の最後まで見てしまうこと。
これにより、理解力を上げることができ、さらに短い時間で本を読むことができ、結果として、勉強の効率を上げることにつながる。
・もう一人の自分に監視させる
自分で自分を観察することを「メタ認知」という。
これは自分が学ぶことに対しての今まで書いてきた内容のことができているのか、または目標への計画はどうなっているのか、を自分へ問いかけを行うものである。
「ゴールに向かって計画通り進んでいるのか?」、「学習の邪魔になるものは取り除けているのか?」、「休憩中スマホは触っていないか」などを自分に問いかけて、必要であれば、計画を修正しながら前に進んでいくことを行うイメージ。
この問いかけを繰り返すことでメタ認知能力が上がっていき、目標達成力が高まっていくことも分かっている。