攻めの節約_output
生方正さんという2億円を築き上げて、46歳でセミリタイアした「攻めの節約」という書籍についてoutputしていく。
この本では、節約は大事であるということを教えてくれるものである。そして、節約したお金を貯金する選択を取るのではなく、投資に回しましょう。ということを伝えている。
著者は、節約した資金を投資資金に充て、2億円という資産を築き上げた人の一人であり、まず、資金を作るために節約から始めている人である。
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・お金の使い方を3つに分ける
・投資を知る
・家賃を抑える
・保険は必要なのかどうか
・自動車は必要なのかどうか
・消費の見直し
・図書館の使い方
・クレジットカードの使う
・ストレス発散のためにお金を使用すること
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・お金の使い方を3つに分ける
お金の使い方は、「消費」、「浪費」、「投資」に分けることができる。
消費は、
家賃、食費、光熱費、携帯代金、交通費などの生きている以上絶対にかかってくるお金のことである。
浪費は、
衝動買いした服や、バック、コンビニのスイーツ、飲み会、タバコ、お酒などのものに分類されるようだ。
投資は、
本や、資格取得の費用、株、高性能なパソコンなどの将来の自分に利益をもたらす出費のことである。
消費、浪費、投資とどの分野に自分がお金を使っていくかでお金持ちになれるスピードは変わってくる。消費や浪費への出費を減らし、いかに投資にお金を使っていくのかが、お金持ちになるための道である。
・投資を知る
投資も3つに分けることが出来る。
知識への投資、時間を生み出すものへの投資、経験への投資と分けることが出来る。
◆知識への投資
本を読むこと。
成功者の考え方が学ぶことが出来る書籍を20~30冊は最低買って読むべきであるという。
なぜなら、お金を増やすには、知識にお金と時間を使うことでお金を増やすことにつながる。よって、時間がある学生の時、仕事の合間、出社の際、仕事終了後などの時間を使い、本を読むことをオススメしている。
本にお金を使うこと、知識に投資すること。
◆時間を生み出すものへの投資
高性能なパソコン、ポケットwifi、タクシー、ドラム式洗濯機などを利用すること。
時間を短縮できるものはお金がかかるが、その分大切な時間を確保できるようになる。
時間短縮できるものは他にも新幹線の利用、お掃除ロボットなどもあり、これらにお金を使うことはとても良い投資になるようだ。
例えば、
ドラム式洗濯機には、乾燥までやってくれるものが多い。
洗濯物を干す時間を0分にできることは、時間を干すことに使うのと、使わないのでは、生涯の時間の使い方に大きな差が生まれる。
ビジネス、恋愛、知識を深めるのにも、時間は必要なため、それらに時間を使えるように『時間を買う意識を持つこと』。
◆経験への投資
多くの会話のネタになるような経験、体験をすること
お金は仕事と人とのご縁から増えるものである。多くの経験、体験は会話のネタにでき、様々な人とコミュニケーションをとることが出来る。
つまり、広く円滑な人間関係を築くことで結果的にお金も増えていき、富へ近づくことができるということ。
・住む場所についての節約とは
節約方法の1つ目が家賃を抑えること。
家賃は毎月かかり、支払いは続いていく。しかも、家賃分は、働いてもタダ働きになってしまう。
そこで家賃を抑えるためにどのような方法があるのか。
1つ目が、家賃のかからない実家に住むこと。または、家賃の安い田舎に引っ越すのもあり。
少子化により、東京以外のマンションの家賃はどんどん下がっていくと予想されていることも理由の一つになる。
2つ目が、会社から2,3分のところに住むことで、通勤時間という時間を買うこと。
東京で働いているなどのケースの場合は、家賃を抑えることも必要だが、それよりも時間を優先することを考える。
もし、仕事が忙しくて帰って寝るだけの生活になるのであれば大きな部屋に住む必要もなくなり、家賃を抑えることにもつながる。
この2つの選択肢を実施行動することが、消費、浪費を減らし、投資につながっていくという考えのようだ。
・保険は必要なのかどうか
結論、無駄に保険にお金をかけず、全てを投資に回すこと。
お金持ちは生命保険に入らない。なぜなら、お金を持っている分、相続することで残された家族に多くの資産を残してあげることができる。
生命保険に入る理由は、自分が死んだ後に残された家族が10年間生活するのに困らない資金を残したいから生命保険に入っているというのが大多数の理由になる。しかし、これは死んだ後に支給されるものである。その生命保険料を払うのであれば、勉強するための資金として活用し、
お金を自分の成長にあて、お金持ちになることを目標にしたほうがいいとのことだ。
また、日本には『社会保障制度』があるため、生命保険に入らなくても良い。そして、日本では『国民健康保険』に加入していれば、傷害保険に入らなくても、医療費は3割負担。大怪我の場合、数百万円の医療費は数百万円の医療費を請求されても、『高額医療費制度』を使うことで、上限金額を9万円に抑えることが出来る。
保険にはいるべきなのは、「自動車保険」、「火災保険」のみのようだ。
・自動車は必要なのかどうか
結論、車を手放すこと。
車にかかるランニングコストはかなり大きい。
固定費として、
ガソリン代、駐車場代、保険代、車検代など多くのお金を使うことになる。また、車の洗車や、タイヤ、ライトの故障など一気に数万円が飛んでいくことになる。
この本では、どうしても車が必要なのであれば車ではなく、バイクを所有するという提案をされている。
バイクは、駐車場代はかからない、荷物は入る、税金は安く済むためである。もちろん、その分、事故が起きたときの安全性は車より劣ることもあり、危ない部分もあると認識すること。
一度、車を持っていることが最善なのか。本当に必要なのか。
考えるべきであるようだ。
・消費の見直し
人は無意識に消費をしていることが多いようで、
例えば、ギャンブルや、飲み会、ラーメンなどの夜食、なんとなく立ち寄るカフェ、コンビ二、なんとなく資格取得を目指した資格取得、見ていない映画や音楽のサブスクなど。
毎月、自分が何にお金を使っているのかを家計簿のアプリを利用したりなどして、自分が何にお金を使っているのかを見える化することが必要である。
そして、見える化した支払い内容を確認し、支払ったものから「何を得ることができるのか」を考えること。
夜食は満足感を得る分、日常の健康に影響を与えてしまうものでもある。飲み会に参加することでどんなことを話し、どんなことを得ることが出来るか。同じような会話をしていないか。サブスクは契約しているものにしても忘れてしまうことが多い。使用頻度などを考え、解約を済ませることも考えること。さもないと、利用していないのにお金を払い続けることになる。
人生を変えるには、現実を直視すること。
しっかりと自分が何にお金を使っているのかを見直してみること。
・図書館の使い方
図書館は、作業スペース、本については無料であることからその分、お金を節約することにつなげられる。
知識を得るためには、本を読むことが大事であると始めに伝えているが、その本がたくさん集まっている場所こそが図書館である。
本を読むのにも、何か集中して一人で作業するときなんかは特にいい。
最近の図書館は綺麗なところも多いようで、最新の本も入荷されるし、集中しやすい環境が整っている。
そして、自分たちが納税したお金で建てられているのであるから、そんな図書館を利用しない手はない。
図書館を使わなくても、このような環境は出にすることが出来るが、さくさんのお金がかかることが多い。
しかし、図書館では、場所、本については無料であることからその分、お金を節約することにつなげられる。
後は、実際に行ってみて、今の仕事に生かせる本を読むこと。または、興味があるものでもよい。
・クレジットカードの使う
これは、ポイントを貯めるためである。
ポイントを貯める人は年間300万円の得をすることができるようで、
逆に300万円の節約になる考えのようだ。
この本では、セゾンカード、楽天カード、Yahoo!JAPANカードがオススメのようだ。さらに、PayPayや楽天Payなどのクーポンを活用できればもっとお得に。そして、節約にもつながる。
・ストレス発散のためにお金を使用すること
ストレスを溜めずに、上手に節約し、お金を貯めていくことが大事。
お金を貯めるために、辛い仕事を副業でやったところでストレス発散にお金を使ってしまい、お金は溜まりづらい。
辛い仕事をすることは、その辛い部分を紛らわすため、お金を使ってしまうことも多い。例えば、タバコ、ギャンブル、キャバクラなど。
ストレスが多くかかる節約は良い節約ではない。
ストレスがかからない、かかりにくい節約方法を検討すること。